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腎臓は、体内の老廃物や余分な水分を尿として排出し、体のバランスを保つ大切な臓器です。
しかし、シニア期を迎えた犬や猫では、加齢とともに腎臓の機能が少しずつ低下し、腎不全を発症することがあります。
今回は、シニアの犬猫ちゃんに多く見られる腎臓の病気について、原因や症状、ご家庭で気を付けたいポイントをご紹介します。
大切な家族が健やかな毎日を過ごせるよう、ぜひ日頃の健康管理にお役立てください。
腎不全とは?
何らかの原因により腎臓の機能が低下した状態を指し、進行の経過によって「急性腎不全」と「慢性腎臓病」に分類されます。
特に、「慢性腎臓病」はシニアの犬猫ちゃんに多く見られる病気です。
慢性腎臓病は、腎臓に慢性的な病変が生じることで、長い時間かけて腎臓機能が低下し、腎臓の働きが徐々に失われていく病気です。
最終的には末期腎不全や尿毒症の状態に陥り、命に関わることもあります。
[考えられる原因]
原因としては、先天性や遺伝性、免疫機能の異常、加齢による変化などさまざまな原因が考えられます。
【症状】
慢性腎臓病には、IRIS(国際獣医腎臓病研究グループ)の基準に基づき、4つのステージに分類されます。
ステージ1
目立った症状はほとんど見られません。
ステージ2
軽度の多飲多尿が現れ始める時期です。
ステージ3
多飲多尿に加え、食欲不振、嘔吐、下痢、体重減少などの症状が見られます。
ステージ4
末期の腎臓病の状態であり、腎機能は、10%以下まで低下した状態といわれています。ステージ3の症状に加え、元気喪失、意識レベルの低下、激しい嘔吐などが現れます。
ご家庭での予防や注意点
日頃から尿量や飲水量をこまめにチェックし、普段と異なる状態が続く場合は早めに動物病院を受診しましょう。
また、定期的な血液検査や尿検査などの健康診断を受けることで、腎臓の状態を早期に把握することが大切です。症状が現れる前から定期的に検査を行うことで、数値の変化に気付きやすくなり、早期発見につながります。
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まとめ
腎臓の病気は、初期には目立った症状が現れにくい病気です。そのため、飲水量や尿の量、食欲、体重など、日頃から愛犬・愛猫ちゃんの様子を見守ることが早期発見につながります。
「いつもと違うかもしれない」と感じたら、その小さな気付きが大切なサインかもしれません。
気になる変化があった場合は、早めに動物病院を受診がおすすめです。日頃のケアや定期的な健康診断も取り入れながら、犬猫ちゃんの健やかな毎日を支えていきましょう。


