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シニア期を迎えたわんちゃんは、加齢に伴うホルモンバランスの変化などにより、生殖器の病気にかかりやすくなることがあります。特に、避妊・去勢手術をしていないわんちゃんは注意が必要です。
今回は、シニア犬に多く見られる「子宮蓄膿症」と「前立腺肥大」について、主な症状やご家庭で気をつけたいポイントをご紹介します。
大切な愛犬の健康を守るために、病気の特徴を知り、日頃の小さな変化に気づけるようにしておきましょう。
子宮蓄膿症
細菌感染により、子宮内に膿が溜まる病気です。避妊手術をしていないシニアの犬に多く見られます。
【症状】
多飲多尿、食欲や元気の低下、腹部膨満、外陰部から膿が漏れ出るなどの症状が現れます。
避妊手術をしていない女の子で、食欲がなく水を多く飲む場合には、まずこの病気を疑う必要があります。

【ご家庭での予防や注意点】
子宮蓄膿症の最善かつ唯一の予防策は、避妊手術を行うことです。
子宮蓄膿症の原因となって起こる子宮の変化や発情周期による発症リスクを下げることができます。
若い頃に避妊手術をすることで、発生率を大きく下げることができます。
前立腺肥大
前立腺が男性ホルモンの影響で肥大する病気です。
去勢手術をしていないシニアの犬に多く見られます。
【症状】
肥大の程度や部位によって異なりますが、排尿困難、頻尿、血尿、排便困難、腹部の痛み、元気や食欲の低下が見られます。肥大した前立腺が尿道や直腸を圧迫することで、排尿や排便に影響を与えます。
【ご家庭での予防や注意点】
若いうちに去勢手術を行うことが最も効果的です。
去勢により男性ホルモンの分泌が抑えられ、前立腺肥大のリスクを大きく下げることができます。
また、日頃から適度な運動とバランスの取れた食事を心がけ、肥満を予防することも大切です。
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まとめ
シニア犬に多く見られる子宮蓄膿症や前立腺肥大は、避妊・去勢手術によって発症リスクを下げることができる病気です。
大切なのは、日頃から愛犬の食欲や元気、排尿・排便の様子などをよく観察し、小さな変化を見逃さないことです。気になる症状が見られた場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
愛犬がシニア期も健やかに過ごせるように、定期的な健康診断と日々の健康チェックを心がけていきたいですね。


