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シニアになると、筋力の低下により排泄時に踏ん張ることが難しくなったり、トイレまで移動するのが大変になったりすることがあります。さらに、自力で排泄できなくなることも。早期に異常を察知し、適切なサポートを行うことが大切です。
シニア犬・シニア猫の排泄の変化
老化が進むと、排泄の変化が現れやすくなり、健康状態を判断する重要なポイントになります。
変化⒈ トイレの失敗が増える
認知機能や筋力の低下により、トイレの場所を間違えたり、間に合わなかったりすることがあります。

変化⒉ おもらしをする
筋力の低下により、今まで自律的に動いていた膀胱や腸の筋力が弱まり、排泄を我慢できなくなったり、立ち上がろうした刺激で漏れてしまったりすることがあります。
また、足腰の筋力が衰えると立ち上がることが難しくなったり、トイレまで歩けなくなったりするため、結果的に漏らしてしまうことに。
変化3.おしっこの変化
シニアになると、泌尿器系の病気が増えるため、排泄の様子をしっかり確認することが大切です。例えば、おしっこの量や回数が増えたり減ったりしていないか、血が混じっていないか、いつもと違うニオイがしないか、など注意深く観察することが大切です。
変化4.うんちの変化
大腸の吸収機能の衰えにより、下痢をしやすくなったり、腸の蠕動運動が弱まることで便秘気味になることがあります。
また、便が黒っぽい場合は消化器系の出血の可能性があるため、注意が必要です。
シニア犬・シニア猫の排泄の補助
筋力低下により、排泄の姿勢をとることが難しくなり、適切な排泄ができなくなった場合、飼い主さまが支えて排泄を行えるようサポートします。
介助があれば少しでも立ち上がれる、歩けるという場合には、サポートしながらトイレまで連れて行くといいでしょう。
排泄時の支え方(女の子の場合)
排尿の補助は、足の付け根に近い胴体を左右から支えてください。排便の際も、おしっこと同じ方法で支えます。

排泄時の支え方(男の子の場合)
排尿の補助は、腰を下から支えてください。中型~大型犬の場合は、犬のお尻側に立ち、股の間から手を入れて、太ももの付け根を内側から支えると安定しやすくなります。排便の際は、女の子のおしっこの補助と同じ方法で支えます。

POINT
腰を持ちあげるためのハーネスを使用すると、より安定したサポートが行えます。排泄部位に穴が開いているタイプを選びましょう。
おもらしをしてしまう子の介護方法
おもらしは、おしっこをコントロールする筋力の衰えや足が悪くトイレに間に合わないなどが原因で起こります。こうした場合、オムツを使用することがおすすめです。
オムツを選ぶポイント
・サイズ
・吸収力
・通気性
・コストパフォーマンス

サイズについて
必ず適切なサイズを選びましょう。サイズが小さいと、皮膚が擦れて皮膚トラブルの原因になり、大きすぎると、足の付け根に隙間ができ、そこからおしっこが漏れてしまう可能性があります。排尿量が多い場合には別売りのパットを重ねると安心です。
吸収力について
時間が長いものを選びましょう。オムツには、「吸収時間」が表示されており、尿をどれだけ吸ってくれるかが示されているので、吸収力が高いほど交換頻度を減らすことができます。また、吸収力が低いものを使用すると、尿で陰部が蒸れて不快感を与えてしまうため、注意が必要です。
通気性について
通気性が高いオムツは蒸れを防ぎ、皮膚トラブルのリスクを軽減できます。通気性が低いと、不快感が増すだけでなく、皮膚がかぶれる原因にもなるため注意が必要です。
コストパフォーマンスについて
品質とコストのバランスも大切です。犬猫ちゃんの快適さを優先しつつ、継続的に使用できるものを選びましょう。また、人用のオムツは吸収性が高く、ペット用に比べて価格が抑えられるため、コストを節約できる選択肢となります。ただし、しっぽを通す穴をあける必要があるため、手間がかかります。

おむつケア方法
おむつを長時間着用することで、皮膚の荒れや創傷・かぶれなどが起こることも。保湿・保護クリームでケアすることも大切です。
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マヌカハニーは、乾燥や刺激で荒れやすい皮膚を、すこやかに整える希少な天然成分です。 そのマヌカハニーを贅沢に配合した、全身に使える保湿&保護クリーム。肉球や鼻、ひじ、お腹など、乾燥や荒れが気になる部分にうるおいを与え、すこやかな皮膚環境へ導きます。
自力で排泄できないシニア犬・シニア猫の場合
寝たきりの状態が続くことで体の機能が低下し、脳からの神経伝達がうまくいかなくなるため、おしっこやうんちがたまっていても自力で排泄できなくなることも。排泄物が体内に長時間滞ると、さまざまな病気のリスクが高まります。
特に、おしっこが24時間以上出ていない場合は、早急に獣医師の診察を受けましょう。おしっこが自力でできない場合は、圧迫排尿という方法で排尿を促すことができます。うんちが自力でできない場合は、肛門を綿棒などで刺激する方法や、浣腸を行う方法が推奨されます。
排尿や排便のサポートが必要な場合は、まずはかかりつけの獣医師に相談することがおすすめです。
シニア犬・シニア猫ちゃんは、入浴が困難なケースもあります。
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