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シニアになると、歩行が不安定になったり、年齢に伴う認知障害が現れたりと、日常の動作が難しくなることがあります。運動をすることで、脳の老化予防に効果があり、筋力維持や寝たきり予防にもつながります。
今回は、シニア犬猫ちゃんのおすすめの運動についてご紹介します。
シニア犬猫ちゃんにおすすめの運動
ノーズワーク
ノーズワークとは、犬猫ちゃんの嗅覚を活用した遊びのこと。わんちゃんで行うことが多く、嗅覚を使っておやつやにおいを探し出すゲームです。
楽しみながら頭を使うことができ、認知症や加齢によって衰える脳を刺激し、健康を維持するのに役立ちます。

元々は、アメリカの動物保護シェルターで保護犬たちに行われていました。ノーズワークは、家庭にあるものでも実施可能ですが、専用のアイテムも販売されているため、犬猫ちゃんの好みや難易度に応じて、使いやすいアイテムを選びましょう。
嗅覚は、シニアになっても他の感覚に比べて衰えが遅いといわれています。そのため、ノーズワークは頭の介護方法として非常に効果的です。
犬猫ちゃんの生活の質を向上させることができるため、日々の介護の中でぜひ活用してみてください。
障害物
障害物を使った運動は、歩行時の筋力やバランス感覚を鍛え、日常生活での歩行をより安定することが期待できます。シニアの犬猫ちゃんの運動能力向上に効果的と言えるでしょう。
具体的には、クッションや低めの台などの障害物を部屋に置き、犬猫ちゃんを歩かせます。
最初は少ない障害物から始め、無理なく、回避できる範囲で調整しながら、徐々に難易度を上げていきましょう。
障害物の配置は、あまり複雑すぎないようにし、犬猫ちゃんがストレスを感じずに運動できるように配慮します。
ペースや時間を見ながら無理のない範囲で行い、実施する際は、必ず犬猫ちゃんの体調や状態を確認し、負担がかかりすぎないように注意することがポイントです。

歩行補助アイテムを活用
運動の介護として、歩行補助グッズを使うこともおすすめです。歩行補助グッズは、主に、わんちゃんに使用されます。まずは、歩行補助グッズの種類について理解しておきましょう。
後肢用ハーネス(犬)
後ろ足の補助に使用します。後ろ足から不自由になることが多いため、最初に購入するグッズといえるでしょう。超大型犬で自力歩行が難しい場合、ハーネスの装着にはかなりの労力がかかるため、タオルを使って補助した方がより簡単に介助できます。
前肢用ハーネス(犬)
前足の補助に使用するものです。前足から不自由になることは少ないですが、頚椎損傷や脳の疾患があると、後肢に問題なくても前肢のみ補助が必要になる場合があります。シニアになって使用する場合は、足が八の字に開いてしまったり寝たきりになった際の体位変換時に必要とされます。
前後肢用ダブルハーネス(犬)
前肢と後肢の両方を1つで補助できるハーネスです。前肢後肢ともに不自由になる場合、それぞれ単独のハーネスを使用すると着脱に手間がかかるため、1つで済ませることができます。
体がふらついて安定しない場合にも役立ちます。
靴下や靴などの保護グッズ
足元が不安定なときは、滑り止め付きの靴下や靴を取り入れることで、負担を減らせることがあります。
床の滑り止めシート・マット
初期の歩行補助では、補助グッズの使用だけではなく、普段過ごしている床への配慮も大切です。自力で歩ける時間を少しでも長くするために、滑り止めマットはとても効果的です。
運動介護が必要なシニア犬猫ちゃんは、入浴が困難なケースもあります。
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